ここ、まず調べていて驚いたのが、どうも成都から車で行けるみたいなんです。(Googleマップより。実際はどうか分からないので、きちんと確認してください)
先日の四川省の大地震で大きな影響を受けている地域で、現在は交通の状態はどうなっているのかも解りませんし、村の状態もちょっとよく分かりません。ちょっと心配ですが…

さて、気を取り直して、村を紹介していきましょう。この写真…これがまた、何とも言えない美しさ。中国でも日本でもありません。それなのに、何かが懐かしい。
実際には、この丹巴の村に住む人々は、チベット族と漢民族に挟まれた形の民族で、その中間に位置する人々なんだそうです。日本でも有名な三国志などでもチラッと出てくる「羌」の人々のことです。三国志マニアなら知っている名前、馬超などとともに、西域に勢力を張ったと言う部族だそうです。羌と言っても、ちょっと範囲が広いので、実際にこの丹巴の人々が馬超と協力していたかどうかは解りませんが…
※羌族 この、どこか不思議な家々の他に、目立つのが、何か真っ直ぐな石の塔。これ、櫓の一種で「碉楼」と言うものだそうです。特に、この丹巴はこの碉楼が多く、特に「千碉古国」と呼ばれるそうです。
中には、2000年も前のものもあるのだとか。いや、2000年も前の櫓がそのまま残っているなんてスゴイですね。物持ちがイイというか…
(参考:
丹巴県 - Wikipedia)




※美人谷とも呼ばれるらしい。