アトス山と呼ばれるギリシアの中の聖地で、ギリシア本土からの陸路があるにはあるらしいのですが、Googleマップで見る限り、普通の乗用車で簡単には行けるような道ではないように見えます。
基本的には、付近のテッサロニキの街で入山許可を取り、ウラノポリスと言う半島の根本の街まで行ったら、そこから船か徒歩で進むしかないそうです。
しかも、入山が許されるのは、成人男性の正教徒のみ、しかもギリシア国籍でないものは一日8人までと決められているそうです。正に聖地ですね。一般の仏教徒の日本人は入ることができないんですね。
ちなみにですが、このアトス山があるハルキディキ半島は、先がフォークのように三つ叉になっていて、一番東がアトス山がある半島、中央と西の半島は一大観光地となっていて、美しいエーゲ海のビーチを楽しめるそうです。




ほんとうに、凄いところにバカでかい修道院が建っています。
13世紀には、修道院として活動していたと言うことですが、幾度か消失しています。そのたびに、近くの君主に資金調達を頼みに行くのですが、その中には、メテオラの修道士達のために街に修道院を建設してあげたのに、メテオラの修道士はあまり下山してくれなかったという、セルビアの名前も挙がっています。
20世紀には、一時非常に衰退したのだそうですが、メテオラの修道士達がやってきて、再建されたそうです。
あまりに奥深いので修道士が減ってしまったんでしょうか?
(
アトス山 - Wikipedia、
シモノペトラ修道院 - Wikipediaより)